JEWELS世代のQUEEN記

2004年、英国の伝説的バンドQUEENの楽曲を編集し日本のみで企画・発売され、ミリオンセラーを達成したアルバム『JEWELS』。同年の総合アルバムチャートでは1位を獲得し、QUEENのアルバムが日本のチャートで1位を獲得したのは1977年発表の『華麗なるレース(A Day At The Race)』以来27年ぶりの快挙だったという。メディアでも多く取り上げられ、特に若者を中心にQUEENブームをもたらした。

この一連の現象は、ファンの間では「JEWELS効果」、またこのアルバムが木村拓哉主演のドラマ『プライド』でQUEENの楽曲が多く使われたことに合わせた企画だったため、「プライド効果」「キムタク効果」などと言われた。

ところが、リアルタイムのファンの方を含む従来からの熱の入ったファンの一部の方には、この現象はあまり歓迎できたものではないと思われたようだ。「JEWELSでファンになったのはにわかQUEENファンではないか」という認識が広まり、「JEWELS前、後というのが一つの区切りになっている」(勝山かおる[2011]「ショーは続く 1995-2011歩み続け、愛され続けるクイーン」『QUEEN伝説のチャンピオン 増補新版』p52-57)と言われてしまう始末である。

確かに一過的な風潮もあっただろう。筆者の周りでも、「QUEENが好き」と言いながら、『JEWELS』に入っている曲以外は知らないという人が何人かいたのも事実である。

しかし、「JEWELS効果」によるこのバンドとの出会いによって、人生が変わるほどのめり込んでしまった、というファンもいる、ということもまた、事実なのである。

ここはそんな「JEWELS世代」の1人が記す、ブログである。